【News】
2024/09/06 Online Shopを立ち上げました。 是非一度ご覧ください。
現在は
寿司みどり「2013-2023」
シクラトウカ「電気をつけたまま、よく寝た」
の作品がご覧頂けます。
【Scheduled Exhibition】
東ひかり 個展
「まだ馬の水晶体であったころ」
会期 2024年10月31日(木)-11月11日(月)
※会期中火曜日・水曜日は休廊
時間 11時~20時
「メロが真冬に死にました。小さな身体が寒いだろうと思って泣きました。
獣のたましいについて考える時、あらゆる存在にとってひらかれた楽園が欲しいと思います。
そこは、暖かくて、食べ物に困らず、苦しみや痛みがない場所です。
私が死んだときは、その楽園に行って、彼女をもう一度抱きしめたいです。
<私たちがまだ小さな鳥類の一対の眼球であったとき、それは薄緑色で、あなたが好きで好きでたまらなかった。あなたを眺めたい、そのためだけにその小鳥は内斜視になって、次の季節を待ち続けた。意識と身体をばらばらにして、やわらかな液体に浸して溶かしながら。さまざまに姿形を変えて、一瞬のあいだ、こうして人間の女の子に生まれることができてうれしい。<こうやって、ハグができる!>身体にはもう慣れた?私はまだ、きっと、死んでもずっと。鋭くなくなっていくことは悲しい、けれど、こころも自然の一部なのだから、きっと切なくなってはいけない。>」
東ひかり プロフィール
平成9年9月9日生まれ
武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科卒業
〔個展〕
2024「ベッドサイド・ユートピア」(新宿眼科画廊 / 東京)
〔グループ展〕
2019 「第69回 学展」(国立新美術館 / 東京)
2018 「めぐる」(デザインフェスタギャラリー / 東京)
〔賞歴〕
2019 第69回 学展 特別奨励賞
〔出版〕
2024 エッセイ「小さな機械」刊行
2023 日記「Girl with short cut, about 20 years old, staring at us.」刊行
〔X(Twitter)〕
〔Instagram〕
【Scheduled Exhibition】
島田 江美子 個展
“ribbon”
会期 2024年11月14日(木)-11月18日(日)
開廊時間 11時~20時
【Scheduled Exhibition】
色本侑加 個展
最終目標→しあわせ
会期 2024年11月21(木)-11月25日(日)
開廊時間 11時~20時(最終日は18時まで)
色本侑加の初個展を開催します。
「活力をもって生きていくためには目標が必要だ。わたしはその目標をしあわせだと定めたい。なかなか上手くできないけれど、わたしが消えないように、ずっと楽しく生きれるように、妥協はしちゃいけないんだ。」
〇色本侑加 プロフィール
2003 千葉県生まれ
武蔵野美術大学在学中
【Scheduled Exhibition】
「鏡 誰か
または誰かと呼べる何か」
南林いづみ 個展
会期 2024年11月28日(木)-12月09日(月)
※会期中火曜日・水曜日は休廊
時間 11時~20時(最終日18時まで)
知る・語るという方法では得ることができないもの(=不可知)への視線(眼差しというだけでなく、方角をもつ意志)がある、 その視線は何かに受け止め投げ返されることが本来はなく、ただ投げ出されるだけ、しかし視線を投げ出したままにしておくことができず、 象徴を、不可知があると思い視線が投げられた方に立ち、それを受け止めこちらに投げ返すようにさせる。
不可知は、視線が起点と方向をもつ限りそれに捉えられることはなく、象徴は不可知について何かを知らせるわけではない。
見間違い 誤謬
ただそれ以外のやり方で、これではない、これではない、と言い続ける以外のやり方で、不可知を私たちに在らせることができるか?
南林いづみ プロフィール
1996 長野県生まれ
秋田公立美術大学 ビジュアルアーツ専攻 卒業
[受賞歴]
秋田公立美術大学卒業制作展 秋田魁新聞特別賞
tugboat インディペンデント東京 審査員特別賞
吉田広二賞
坂田俊之賞
[展示歴]
2018 個展「ハミング」 BIYONG POINT
2018 東北学生選抜美術展 HATUGA2018
2019 independent Tokyo 2019
2020 個展「光るエターニティ」
2021 個展「飽和の庭;ing」
2021 個展「同じ背丈で浜辺に」2023 個展「亜熱帯の空墓地」
「日記をのぞいて、私を探って」
佐々木 万志帆 個展
会期 2024年12月13日(金)-12月22日(日)
※会期中火曜日・水曜日は休廊
時間 11時~20時
「日記」それは私が私を知るための手段。
文章が特別上手いわけでも、得意としているわけでもないが、私は何か問題が起きるたびにその辺にある紙やノートに文書を書き始める。
それが習慣になったのは、いつだっただろうか。
絵を書き始める前、高校を中退した頃だったろうか。
いじめによって人生の時間がストップしてしまったような気がしていた。
憎い男子達や、見て見ぬふりをした友人達、学校の先生。
みんなが高校生活を楽しんでいるのに、私は家から出られない。
悔しくて悲しくて、弱い自分を憎み、周りの人間を敵視した。
そんな黒くて醜い感情を吐き出すようにと、母が一冊ノートをくれた。
最初はうまく言葉にできなかった。
あまりにも大きく激しい怒りや悲しみをどう処理していいかわからなかった。
たぶん、そのノートはぐちゃぐちゃで読めたものではなかったと思う。
(実家が引っ越すときに捨ててしまった気がする)
だけど、気持ちは確かにスッキリしていたのだ。
ノートに気持ちを書くことで、私の状態を俯瞰して見ることができた。
それからうまくいかないとき、悩んだり、悲しいときは書き出すようにした。
私は動物みたいなところがあって、そうやって俯瞰して見ないと整理できなかったから。
それが15歳くらいのころ。
20、21歳頃、美術予備校に通い始めた。
絵を描きたかったから。
絵は楽しかった。
文章とはまた違うけど、私を俯瞰することができた。
絵も別に上手い方じゃなくて、デッサンもヘタクソで、難しくて唸りながら向き合った。
予備校で出会った人たちは年下が多かったけど、みんな上手くてすごいと思った。
この時初めて人を尊敬したり、すごいと心から思えた。
小学校5年生のいじめで、人を信用しなくなっていたのに簡単にバリっと私の心の壁みたいなものが壊れた。人間になれた気がした。
そこからは絵と文章がセットになった。
描けない時には文字で書き出して、頭の中を整理する。
①日記を書く ②絵にする
これがルーティンになった。
私の絵はかなり私のまんまで、文章から形が変わった日記なのだ。
だから今回の個展で発表した絵の中にも当時の私がいて、今も絵の中で息をしている。
それを見ると、私は自分がその時間を懸命に生きていたことを知り嬉しくなる。
「日記をのぞいて、私を探って」
【Access】
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町15-8 高木ビル412号室
>>Google mapTel: 050-5319-8428
階段で4階までお上がり下さい。
Room_412 は、映像作品・造形作品・インスタレーション・書画・写真・などの表現の場としてご利用いただけます。
※2024年6月20日、弊廊の利用規約・ギャラリー仕様を更新いたしました。
ご利用のご検討はScheduleページをご参照の上、お問合せください。
内覧ご希望の方は、Contactページのお問い合わせフォームよりご連絡いただくか、
Tel: 050-5319-8428
E-mail: info@room412.jp 担当:伊東
までご連絡ください。
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