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Room_412 は、絵画・造形・インスタレーション・書画・写真・映像などの表現の場としてご利用いただけます。現在202312までの予約を受付中です。
Scheduleページをご参照の上、お問合せください。
また、Specificationページに記述してあります機材は全てレンタル料金に含まれております。
内覧ご希望の方は、Contactページのお問い合わせフォームよりご連絡いただくか、
Tel: 050-5319-8428
E-mail: info@room412.jp 担当:伊東

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〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町15-8 高木ビル412号室 >>Google map
東京都公安委員会許可 第303311806184号 美術商


【Now Showing】

山内明日香 / 渡部真衣

タマゴを交換するようなこと

2023524日(水)~528日(日)
11:00
20:00 (初日のみ13:00〜20:00)

https://thingslikeexcangingeggs.jimdofree.com/

「私たちは外から窺い知ることのできない不確かな認識を共有し合いながら生きている。そこでは実際何が起こっているのか、またどのように共有しているのだろうか。

今展示は作品を通して認識のプロセスや余剰を体感し、またその感覚を共有するために行われる。この行為によって、認識の豊かさや直面した時の振る舞いを想像してもらえたら嬉しい。」

【Artist】
〇山内明日香

「頭の中にセミがいる」 山内明日香 2022
100×182cm
樹脂、セメント、アクリル絵の具、岩絵具、水干絵の具、アートクロス
1998年 岐阜県出身
2023年 多摩美術大学大学院日本画研究領域修了
ある体験をしたときに認識や感覚は広がる。
その広がりや空間自体を抽象化することで、作品を通して鑑賞者に共有したい。

〇渡部真衣

「Obscure portrait 02」渡部真衣 2023
S10(53.0×53.0cm)
土佐麻紙、岩絵具、銀箔、薄美濃紙
1998年 千葉県出身
2023年 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻
ある顔は見る主体によってこと異なる印象で受容される。それは客体の多面性と言い換えることもできるが、顔そのものは一つである。この単数性と多面性のバランスを「見る」という行為が孕む暴力性を軸に考えて製作している。

【Scheduled Exhibition】

ささきしおり

「描奏をきく」

202361日(水)~64日(日)
11:00
20:00 (最終日18:00まで)

「日本では古来「香をきく」「酒をきく」など目に見えないものに感覚を研ぎ澄ませてきた。

太鼓にユポ紙を張ったユポドラムの上で、描くのでも奏でるのでもない、不作為による描線の音楽を「きく」。

描奏行為の過程はもちろん、その痕跡が定着された作品の鑑賞もまた、「きく」ことである。」

【Event】

◎描奏ライヴ(各回30分、定員6名)

6/1(木)2(金)14:00-,  19:15-

6/3(土) 4(日)13:00-, 17:00-

◎描奏トライアル(ユポドラム試奏)10分間1組2名様まで

ライヴパフォーマンスのない時間帯に受け付けます。

予約者優先となります。

詳細・お申し込みはこちら↓をご覧ください。

・申込フォーム

https://docs.google.com/forms/d/13zoU6IhbKXwZjxLp02eTT6uH7GyiWB1jQeJFJwYsAhI/viewform

 

【Artist】
〇ささきしおり

作曲家として活動するなかで「描線の音楽」を提唱。

ユポドラムに(株)呉竹提供の絵具を用いた描奏パフォーマンスを軸に作品を制作している。

2019年 愛知県芸術劇場主催「サウンドパフォーマンス・プラットフォーム2019」選出

2021年「人工知能美学芸術展:美意識のハードプロブレム」(長野県中川村)参加

2022年 神奈川県立音楽堂主催「新しい視点 紅葉坂プロジェクトVol.1」選出

2023年 京都芸術大学大学院超域プログラム青木芳昭研究室修了、修了展に参加

2023年 村上隆主催「GEISAI#22 &Classic」出展

※2023年8月5, 6日「Independent Tokyo2023」出展予定

※2023年8月19 – 27日「アタラシイアタリマエノカタチ」(長野県蓼科)出展予定


【Scheduled Exhibition】

「Raising Piggy with ketcup」

角田 笑香・松野 有莉・藤原 彩芽

202367日(水)~611日(日)
6月7日 17時〜20時
6月8・9・10日 11時〜20時
6月11日 11時〜18時

「絵画は自由では無い、だからこそ面白い」と角田は言う。自らは絵を描く主体であると同時に、絵の為の道具として絵画に従い筆を動かしているのだと。絵画というルールに向き合い画面を構成することで、絵画が絵画であることの強さ、あるいは弱さについて思考する角田らしい言葉だ。

一方藤原は支持体そのものを変形し躍動感あふれる作品世界を展開する。地球の合理・不合理に関する独自の理論を持ちながらも「絵画は好き勝手に動くから、わくわくしたら描く」とし、藤原は思いつくままにユニークな状況を提示する

油彩で作品を展開する2人と異なり、パステルを用いて独特の柔らかさを持つ作品を描く松野は、制作過程で絵画を見つめる事を重要としている。やがて見えてきた幾何学的な線や形を写し出す事を無数に繰り返し、旅に出かけているような景色を映し出す。「プロセスを繰り返す事でどこかで見たことがあるような景色へと帰ってくる」のだと言う。

それぞれの絵画上でのアプローチは異なるが、いずれも目の前の絵画に向き合う事で筆が導いてくれる感覚を持っている。感覚が領域の広がりへと繋がり絵に成っていく事のおもしろさがそこにはあり、3人の絵画に純粋で貪欲なさまが少しずつ我々の存在の意義を問いかける。濃密な展示空間を是非この機会にご高覧ください。

【Artist】
〇角田 笑香

「self portrait」652mm×530mmキャンバス・油彩

武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻在籍中

2022年 角田笑香・髙野詩音2人展「Picky Nicky」(東京/GALLERY33 SOUTH)
     グループ展「Somewhere in between」(東京/THE blank GALLERY)

〇松野 有莉

「Park/autumn」530mm×455mm パネルにシーチング ・パステル

武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻在籍中

2022年 個展「鼻歌」(東京/Space Sprout)
Idemitsu Art Award 2022 入選
第22回アートギャラリーホーム 入選

〇藤原 彩芽

「マイフレンドのナン」230mm×270mm 変形パネル・油彩
武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻在籍中
2022年 CAF賞2022 保坂健二郎審査員賞

【Scheduled Exhibition】

Room_412 企画展示

桒原幹治「Objets」

2023617日(金)~625日(日)
11時〜20時
※月・火休廊

打楽器奏者としての出自を背景に、リズムの概念を様々なメディアで探究する作家、桒原幹治による個展「Objets」を開催します。
本展は、一連の映像作品《Objets》(2022−)によって主に構成されます。
桒原の主な表現手法である「演奏」を通して、身の回りの様々なものを「どのような音がするか」という視点から捉え直します。

「打楽器奏者とは不思議なもので、気づいたら手元にあるものをトコトコと叩いてしまいます。
この無意識な癖は、困ったことに見境がありません。
ものを目で見て考えるよりも先に手が動き始めてしまうので、もしかすると、手が考えているのかもしれません。
あらゆるものが価値や意味から離れて、「どんな音がするのか」という側面から捉え直されます。
本展では、ヘンテコなこうしたものの捉え方にフォーカスし、「演奏」を通してものの価値や意味を問い直す映像群《Objets》を展示します。」

【Artist】
〇桒原幹治 Kanji Kuwahara

作家、打楽器奏者。
4人組アンサンブル「カブトムシ」メンバー。

時間論や身体論からリズムの概念を探求し、演奏行為をもとにした映像やパフォーマンスなどを制作する。

2023 東京藝術大学大学院映像研究科修士課程メディア映像専攻 修了
2021 東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科 卒業


【Access】
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町15-8 高木ビル412号室 >>Google map

Tel: 050-5319-8428

階段で4階までお上がり下さい。

Entrance

【フロア概要図】

【レンタルギャラリー利用料金】
原則として5日間(水曜日10:00~日曜日22:00)1単位をワンクールとし、当ギャラリーホームページでの告知を含めて、ワンクール88,000円(税込)としています。(ワンクールの中に搬入・設営・撤収も含みます。)学生及びそれに準ずる方には割引があります。また、個別に利用規約(terms of useのページに記載)に規定されている事項のご相談にも応じます。設営期間として相応の日数が必要な場合などもご相談ください。