Room_412 は、絵画・造形・インスタレーション・書画・写真・映像などの表現の場としてご利用いただけます。現在2023年10月までの予約を受付中です。
Scheduleページをご参照の上、お問合せください。
また、Specificationページに記述してあります機材は全てレンタル料金に含まれております。
内覧ご希望の方は、Contactページのお問い合わせフォームよりご連絡いただくか、
Tel: 050-5319-8428
E-mail: info@room412.jp 担当:伊東
までご連絡ください。
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町15-8 高木ビル412号室 >>Google map
東京都公安委員会許可 第303311806184号 美術商
・Room_412は、取扱作品をOIL by 美術手帳に出品しております。
OIL by 美術手帳の弊廊ページをご参照ください。
【Now Showing】
EN KUMAGAI
『未完成の部屋/NON-CONTACT ROOM』
2023年3月15日(水)~3月26日(日)
12:00~20:00 ※最終日18:00まで
冷蔵庫は再び開かれるのを待ち、浴槽は温かい湯を張られるのを待っている。一枚の絵画が部屋の壁に飾られるとき、人はその絵画を見つめながら、同時にその人もまた絵画によって見つめられている、その一方向ではない視線の重なりこそが暮らしであり、帰ってくるはずだった誰かの痕跡や物質に宿る記憶、あるいはその土地の歴史から忘れ去られた声、眼差しを内包した(扉を有す)空間を、「未完成の部屋」と呼ぶ。
【Artist】
〇EN KUMAGAI/熊谷 円
生まれつき聴覚が視覚に影響する身体性から、時間や感覚のずれ、記録装置に興味を持つ。
主に車窓や水槽など半透明の膜を表現のモチーフとし、写真・音響・映像・ファブリック等を用いたインスタレーションを行う。
【Scheduled Exhibition】
元岡奈央 Motooka Nao
❦kakasi flax flue
2023年3月30日(木)~4月9日(日)
11:00~20:00 ※月・火休廊 3/30のみ15:00-20:00
インスタレーションやインテリアや着物などの衣類、裂を利用した立体などの新作を発表いたします。
それらは土着の飾りではないセカンドスキンや衣食住における消化と消費の違いや、装飾文字であるタイトルで用いられているフルーロンなどを利用しています。
日本国内における農業人口の減少と共に進んだ食物との関係の変化の中で太ったクィアが現代的なスティグマ、呪いから身を守り抵抗するための制作を展示します。
過去作と共に近藤銀河との共同制作である3号目のクィアZine「三角」を販売します。
「三角測量とクィア批評と星座とホワイトじゃないフェミニズム」、「目潰しの鱗模様と摩擦の暖かさ」など新旧の文章やドローイング、写真を収録しています。
近藤銀河 アーティスト、ライター、研究者、パンセクシャル、車いすユーザー。女性同性愛と美術の関係を研究、創作している。 Wezzyにて「フェミニスト、ゲームやってる」連載中。 https://gingakondo.wordpress.com/
【Artist】
〇元岡奈央 Motooka Nao
作家、着物蒐集家、パンセクシャル
東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業
ホームビデオからインスタレーションを制作する。下着デザインも行う。身体や物の所有権に興味を持ち骨董を集める。主に戦前戦後の着物の収集を行う。古い文化的な物、習慣、言葉、料理法などが失われて行く中でその実践し、土着性のあるクィアとしての生き方の権利を主張していきたいという態度で生活している。
【Scheduled Exhibition】
山田 耀平
「野趣」
2023年4月12日(水)~4月16日(日)
11:00~20:00 ※最終日18:00まで
「今までに体感してきた出来事や本能的に惹かれてきた根源的な部分を少しずつ整理していくなかで、自分の中の心象(自然、本能、性)様々な一面から掻き立てられる要素を抽象化し、制作と向き合ってきました。
他人にはくだらないと思われるような事でも、自分の追い求める何か信念のような思いを探し表現していきたいだけなのかも知れません。」
【Artist】
〇山田 耀平
1993年 京都府出身
2016年 文化服装学院 卒業
2019年 フィルム カメラでの撮影を始める
2022年 油絵/立体作品の制作を始める
@yoheiyamada_

special tanks: Kenji Nagashima
【Scheduled Exhibition】
「REBOOT」
2023年4月26日(水)~4月30日(日)
12:00~20:00
※初日 26( 水)のみ 13:00から、最終日 30 (日)のみ 19:30まで
2022 年の 4 月、同じ大学、同じ学部に集まり共に一年間過ごしてきた私たちは、それぞ
れ異なるルーツ、異なる背景をもつ 9 人である。
同期として同じコミュニティに属しているということを超えて、今、私たちの間にある関
係性とはどのようなものがあるのか。そして、どのような展示が可能か?やるべき事は何か?
出会ってからちょうど一年がたった今、再度捉え直し、鑑賞者と共に再考する機会を設けることで、そこから見えてくる関係性、可能性を発見して進んでいくために、今回私たちは「REBOOT」展を試行します。

Instagram @reboot_tamabi9 Twitter @reboot_09
【Artist】
〇 赤木真理衣 2002 年北海道生まれ
宇宙の真理を見てしまったようなふしぎでつかみみどころのないワクワクする感覚に形をあたえつつも、さらに浮遊させ続けるようなことをしています。しかし、着実に真理には接近しつつあります。
〇 岩崎朱音 2004 年東京都生まれ
自身の感覚や感情などの「経験」とそれによる「目覚め」をテーマに、油彩画を描いたり、アクリルガッシュやペンでのドローイング、言葉を書くなどの制作を続けています。
人体をモチーフにすることが多いですが、最近は機械や建築の構造や素材としての「鉄」に興味があり、それについても制作しました。
〇 内田裕士 2002 年栃木県生まれ
モチーフの兼ねる力を扱う力を様々な作品、モチーフ、文脈、鑑賞者に分配すること。
平面性の高い作品を制作する上で、あらゆるモチーフを均等に描き出すことで、モチーフに対する偏見をなくし、見出す重要性を同様にしていくことを目的としています。
〇 O タダ 2004 年東京都生まれ
主に少女キャラクターを用いた表現をしています。キャラクターの不特定性(幻実の誰
でもない事)に注目し、絵の中にテーマを表すための役者的存在として登場させています。
少女というモチーフのもつ憂いや不安定さにも注目して制作しています。最近はキャラ
クターの二次元性平面性に興味をもち、そこにアプローチした作品も考えています。
〇 夏必成 1994 年中国湖北省生まれ
私は絵の前に立って、絵ができあがるのを、待っているような気持ちでいます。描かれ
ていく物語は、私が決めるのではありません。私はいつも知っていることとやっているこ
とのギャップを越えることができません。標準通りに完成していない絵もいいと思って、
想像の余地を残しています。
〇 片山珠希 2003 年徳島県生まれ
大きな作品では山や山と過ごしてきた時間というものを描いています。光や影、時間
という実態のないものを感じたまま素直に表現しています。小さな作品はオリジナルキ
ャラクターである『ちいさないのち』達を描いています。彼らは私たちを肯定も否定もし
ません。ただまっすぐに見つめてくる存在です。視線は私たちのこころを見ています。
〇 かとうかずき 1999 年愛知県生まれ
「表現すること」に意識をおいて制作しています。世界には一瞬の中に物語、ことば、
心情が溢れているという美しさが存在しているので、その美しさが詰められた一瞬を表
現したいと考えています。また制作方法に関して、自然の流れに興味がありそれを活か
すことに取り組みつつあります。
〇 nun 2002 年福岡県生まれ
私は自分の強みである色を使い、自分が今まで経験してきた事や日々考えていること
を元に作品を制作しています。自分の魅力とは何なのか、それを見つけるために絵を描い
ています。
〇 右雲雀 2002 年東京都生まれ
有と一緒に存在する「無」に興味があります。それはネガティブなものではなく、気を
張らなくてもいいと言ってくれる、そんなもの。社会から解放してくれる、でも寂しくな
い。そんな「無」を感じる事ができるような作品を日々制作しています
【Access】
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町15-8 高木ビル412号室 >>Google map
Tel: 050-5319-8428
階段で4階までお上がり下さい。
Entrance
【フロア概要図】
【レンタルギャラリー利用料金】
原則として5日間(水曜日10:00~日曜日22:00)1単位をワンクールとし、当ギャラリーホームページでの告知を含めて、ワンクール88,000円(税込)としています。(ワンクールの中に搬入・設営・撤収も含みます。)学生及びそれに準ずる方には割引があります。また、個別に利用規約(terms of useのページに記載)に規定されている事項のご相談にも応じます。設営期間として相応の日数が必要な場合などもご相談ください。